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「日米基軸」幻想

凋落する米国、追従する日本の未来

進藤榮一 白井聡(著)

新書判/224ページ
2018年06月08日発売/ISBN978-4-908170-03-4
発行・発売:詩想社
定価:本体920円+税

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内容紹介

戦後日本人の、いまだ覚めることのない「日米基軸」という幻想。

凋落する米国に、日本はどこまでついて行くのか!?


米国に追従することが、日本の国力をつけ、民衆を豊かにする時代は終わった。

米国の国力が衰退を始め、中国が急速に台頭するなか、

米国主導の世界秩序の崩壊がいま始まりつつある。

3世紀にわたるアングロサクソン支配の世界構造が激変を始めるなか、

なぜ日本は依然として米国に盲従し続けるのか。

「日米基軸」という幻想に憑かれたこの国の深層を解き明かし、日本の進むべき道を探る。

目次

序章 衰退するアメリカとトランプ政治のこれから(進藤榮一)

第1章 トランプ出現とアメリカ帝国の崩壊(白井聡 進藤榮一)

 偉大なるアメリカを求めてさまよう帝国

 情報革命がもたらしたアメリカの衰退

 新自由主義がつくり上げたアメリカの新たな徴兵制

 「国家の民」と「市場の民」

  ・・・

第2章 「凋落するアメリカ」に従属し続ける日本の未来(白井聡 進藤榮一)

 安倍首相の目指す「戦後レジームからの脱却」とは何か

 トランプの対日外交はどうなるか

 日本の軍備増強、兵器開発とともに必然的に進むアメリカへの従属

 オバマの広島訪問で見えた日本のアメリカコンプレックス

 発掘された天皇メッセージが示す日米安保の正体

 アメリカニズムに洗脳された日本の知の現場

 欧米への劣等感と、アジアに対する優越感と

 ・・・

第3章 戦後日本の「日米基軸」論を超えて(白井聡 進藤榮一)

 リーダーの座から滑り落ちつつあるアメリカと日本の共通点

 アメリカ・中国の衝突は本当に起こるのか

 金権政治の驚異的な拡大が招いた民主主義の機能不全

 巨大な転換期の兆候がすでに見えている

 三世紀にわたるアングロサクソンによる世界支配の終焉

 北朝鮮問題解決に必要なアジア的な知恵とは

 ・・・

終章 破綻した政権と国民(白井聡)

著者紹介

進藤榮一(しんどう えいいち)

北海道生まれ。1963年京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。筑波大学教授、ハーバード大学、プリンストン大学などの上級研究員、早稲田大学アジア研究機構客員教授などを歴任。現在、筑波大学名誉教授、アジア連合大学院機構理事長。専門はアメリカ外交、国際政治経済学。主な著書に、『アジア力の世紀』『分割された領土』(ともに岩波書店)、『東アジア共同体をどうつくるか』(筑摩書房)、『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『アメリカ帝国の終焉』(講談社)などがある。


白井聡(しらい さとし)

1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。専門は政治学、社会思想。文化学園大学助教等を経て、現在、京都精華大学人文学部専任講師。著書『永続敗戦論』(太田出版)はベストセラーとなり、石橋湛山賞、角川財団学芸賞を受賞。そのほか、『増補新版 「物質」の蜂起をめざして』(作品社)、『誰がこの国を動かしているのか』(詩想社 鳩山友紀夫、木村朗との共著)、『国体論』(集英社)などの著書がある。

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