HOME > 新書 > ブレない心をつくる「般若心経」の悟り

ブレない心をつくる「般若心経」の悟り

迷い、悩みを一掃する262文字の驚異の力

島田裕巳(著)

新書判/256ページ
2019年11月8日発売/ISBN978-4-908170-25-6
発行・発売:詩想社
定価:本体1000円+税

Amazonで買う 楽天ブックスで買う セブンネットで買う

内容紹介

「色即是空」の境地で生きる。

自分のものであっても、自由にならないのが「心」。
迷いや悩みにとらわれ、苦しみ、立ち尽くしてしまう私たち。
いかに私たちは、自分の心と向き合えばいいのだろうか。
『般若心経』から仏教の神髄とともに、生きるヒントを得る。

日本人にとって、もっとも一般的な「お経」が『般若心経』だ。
いまでも葬式、法要の場はもちろん、
神社仏閣で神仏を前にして唱える人もいる。
日本が弥生時代を迎えているころ、
インドで作られたと考えられている『般若心経』は、
その後、中国を経て日本にも伝わった。
世界各国に広まった『般若心経』であるが、
現在も廃れることなく、人々にこれほどまで親しまれている国は、
日本だけである。
なぜ、日本人は、
たった262文字しかない、この「お経」に引かれるのだろうか。
日本人がもつ無常感と共鳴する「色即是空」の世界観とともに、
煩悩を一掃するその魅力を解き明かす。

目次

第1章 日本人が魅せられた「色即是空」の境地

第2章 キーワードで読み解く『般若心経』の教え

第3章 現代語に訳すと見えてくる「悟りの世界」

第4章 ままならない「自分の心」とどう向き合うか

第5章 『般若心経』からたどる仏教の歴史

第6章 『般若心経』を知れば日本仏教がよく分かる

著者紹介

島田裕巳(しまだ ひろみ)

宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。著書に『神社崩壊』(新潮社)、『もう親を捨てるしかない』(幻冬舎)、『0葬』(集英社)など。新宗教から現代の葬送のあり方まで、独自の考察でベストセラー多数。

<今月の新書ページ

| 新書 | 単行本 | 広告 | 会社概要 | 自費出版 | お問い合わせ |