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「経済交渉」から読み解く
 日米戦後史の真実

両国のせめぎ合いから見えてくる日米関係の正体

榊原英資(著)

46判並製/304ページ
2016年12月14日発売/ISBN978-4-908170-10-2
発行・発売:詩想社
定価:本体1600円+税

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内容紹介

日本はいかに「外圧」と対峙してきたのか!?

発掘、日米戦後史の真実!


自身も交渉官として日米交渉の最前線に立った著者が、

大戦後の日米の経済交渉の歴史を、

舞台裏のエピソードとともにひも解きながら、

超大国・米国の思惑と日本の外交戦略を解説。

水面下で繰り広げられる日米両国のせめぎ合い、

そこに日米関係の真の姿が見えてくる!

目次

1章 戦後日本の形を決めたアメリカの占領政策とは

2章 日本独立、変動相場制に至る日米交渉の内幕

3章 オイルショックへの世界と日本の対応

4章 戦後初、日米二国間の経済交渉がもたらした自由化への波

5章 市場介入に舵を切ったアメリカとのプラザ合意、ルーブル合意

6章 日本の構造改革を要求しはじめたアメリカとのせめぎ合い

7章 最後まで日本の首相が「ノー」と言った日米包括協議

8章 円高・ドル安是正へ向けた日米協調介入の舞台裏

9章 アジア通貨危機における「IMF・アメリカ」対「日本」のかけひき

10章 アジア通貨基金構想をめぐるアメリカとの攻防

11章 イラク戦争から異次元緩和まで、円ドルレートに対する日米の動き

12章 独立国・日本の「在日米軍」という矛盾

13章 アメリカの変質と新しい日米関係をつくるチャンス

著者紹介

榊原英資(さかきばら えいすけ)

1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長。『国家の成熟』(新潮社)、『中流崩壊 日本のサラリーマンが下層化していく』、『資本主義の終焉、その先の世界(水野和夫との共著)』(詩想社)など著書多数。

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